離婚調停でも腹が減っては戦はできぬ
普通の人であれば、人生において離婚調停をするのは1度のはずです。今回が2回目の離婚調停なんて言う人はほとんどいないと思います。
つまり、離婚調停に慣れているなんてことはまずないわけです。であれば、余裕しゃくしゃくで離婚調停を楽しむようなことは決してないはず。
それどころか、普通は緊張し、不安で仕方ないことが多いと思います。なかには、最初の離婚調停の前日は一睡もできなかったり、ごはんが喉を通らなくなる人もいるはずです。
まあ、たしかに気持ちは分かります。ただでさえ、一般の人にはなじみのない裁判所という所で開かれる離婚調停は、それだけで威圧感を感じてしまう事もあるでしょう。
しかし、これではいけません。
そこで、誤解を解いておきます。まず、裁判所ですが、はっきり言ってただの役所です。市役所なんかと同じです。といってもそこまで割り切れるもんではないと思います。イメージとしては、とっつきにくい役所、警察署なんかと同じと思ってください。
でも、よく考えてください。警察署は、免許の更新などで普通に足を運ぶことがあるはずです。そんな感じと思ってください。
そして、役所である限り、裁判所で働いている人は、裁判官を含めただの公務員です。公務員である限りは国民に奉仕する立場です。
そうなんです！あなたの方が偉いわけです！
といっても、その気持ちを持って委縮しないことが重要なだけで、偉いからと言って偉そげにしてはいけませんよ。
これで、少しは楽になれたと思います。それでも、特に第1回目の離婚調停当日は、ご飯が欲しくないという人もいると思います。
でも、少々は無理してでも食べてください。離婚調停が午前中なら、朝ご飯。午後からなら昼ご飯を食べてください。
「腹が減っては戦はできぬ」これは、離婚調停でも同じです。離婚調停は、今後の人生を左右するくらいの戦いです。まさに戦です。
それ以外にも、飯を食べていた方がいいというのは理由があります。それは、腹が減っていたら感情が不安定になる、とくに怒りやすくなるという事と、脳に栄養を与える為です。
この脳に栄養を与えるという事が重要です。離婚調停を有利にするためには、やはり適切な思考が必要になります。そうなると考えるために脳に栄養が必要なわけです。
脳の栄養が不足すると適切な判断ができなくなるかもしれません。なので、脳に栄養不足を起こさせないために、離婚調停前はご飯を食べてくださいという事です。
でも、やはり欲しくないという人もいるでしょう。
そういう人は、効率よく脳の栄養を摂りましょう。脳の唯一の栄養源は、糖です。分かりやすく言うと、ご飯やパンや麺類のような炭水化物と甘いもののような糖分です。
そう考えると、炭水化物と甘いものでできているアンパンなんかは、脳の栄養としては最適です。ご飯が欲しくなくても、アンパン1個なら食べられるでしょう。
それもダメなら、ケーキなんかでもいいですね。とにかく、脳の栄養を考えてなにか食べてください。
離婚調停の日に普通にご飯を食べれる人の方が多いと思いますが、朝はサラダとブラックコーヒーだけというのはダメですぞ。脳の栄養を考え、離婚調停の日くらいはコーヒーに砂糖を入れましょう。
最後に、もう一度言います。今後の人生を左右する離婚調停は、人生の戦です。腹が減っては戦ができぬ。離婚調停の日は、脳の栄養も考え極力きちんとご飯を食べましょう。これも、離婚調停を有利に運ぶ秘訣のひとつです。
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