離婚調停の期間

離婚調停の期間ですが、はっきり言って決まっていません。というか、離婚調停しだいなので、それこそ千差万別です。

それでも、基本的に1年以上かかることは少ないです。基本的には、3ヶ月から10ヶ月くらいが多いと思います。

ただし、これは、あくまで1ヶ月に一度は離婚調停がきちんと開かれていた場合です。込み合っている家庭裁判所などでは2箇月に一度という事もありますし、相手の予定やスケジュールの都合で先延ばしになるようなケースでは、その分、期間が延びると考えてください。

ただし、1ヶ月という短い期間で離婚調停が終わるという事は、まずないと考えてください。

あるとしたら、双方ともに弁護士がついていて、離婚調停はあくまで調停前置主義をクリアするための形式的なもので、離婚裁判で戦う事を前提で、離婚調停の際に「一切折れる気はない」と双方が意思表示をしたような場合だけです。

この場合は、「調停不成立」になります。

ただし、さっさと離婚したい夫婦で、ほんとにまれに常識的な条件ならなんでも認めてくれるような場合でも、一度で離婚調停が成立し、1ヶ月という短い調停期間で終了する場合もあります。

そうでもない限りは、離婚調停は最低2~3回は繰り返されますので、調停成立するとして、早くても2~3箇月の期間は見ておいた方がいいです。この場合は、スムーズに離婚調停が進んでいる場合だけです。

そうでない場合でも、調停委員の腕がよかったりお互いに譲り合う精神があれば、半年くらいの期間があれば、離婚調停は成立するでしょう。

という事で、離婚調停に焦りは禁物です。離婚調停の期間は、半年と考えていてください。スムーズに話が進む場合は、期間を3~6箇月と考えていいでしょう。

もちろん、1年以上の期間がかかるような場合もあります。これはこれで、少しずつではあるが調停での話し合いが進んでいるということです。なぜなら、調停成立する見込みがないと判断されたら調停不成立になるからです。

離婚調停の期間についての結論ですが、夫婦によりけりのケースバイケースと家庭裁判所しだいということです。それでも、成立するような場合であれば3~6箇月は見ておく必要があるという事です。

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離婚調停期間を簡単に説明

離婚調停の期間を、もうちょっとだけ分かりやすく簡単に説明します。

まず、離婚調停の申立をします。その後、2週間~1ヶ月先くらいで最初の調停期日が設定されます。

そして、最初の離婚調停です。終了後、2回目の調停期日を決めます。

家庭裁判所や調停委員の都合も含め、いくつかの期日の設定がありますが、当事者双方の都合も聞いてくれますので、ダメな場合は、言えばいいです。ですが、その分先の期間が設定されますので、期間は延びていきます。

もちろん、相手の都合もありますので、毎回毎回スムーズな期間設定がされるとは限りません。相手がダメだった場合は、さらにその1ヶ月先くらいというのが多いようです。もちろん、+1週間後なんてこともあります。

次回調停の期日は、基本的に1ヶ月先くらいの日取りを設定されますが、家庭裁判所の都合や込み合い方で、2カ月先なんてこともありますし、その時相手がNGならそれと合わせて3ヶ月先なんてこともありえます。

ただ、この第1回目の離婚調停で、その家庭裁判所のその時の期間設定がおおよそわかるので、そんな感じで進んでいくと判断でき、期間の目安を知ることができます。

そういった感じの期間設定で繰り返し進んでいきます。

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