離婚調停に親は同席できるか?
離婚調停に親は同席や立会いできるのでしょうか?
答えは、△です。
離婚調停において、法的に同席が許されるのは弁護士だけです。弁護士の場合は、同席だけでなく代理も可能です。 しかし、弁護士だけでなく、離婚調停であれば、両親も調停に同席したいというのは多いと思います。
例えば、大事な孫のこともそうでしょうし、姑なんかであれば、嫁姑関係で好き勝手言われているかもしれません。そんなときに、調停に同席して色々物申したいところでしょう。
ですが、基本的には、同席は家庭裁判所が認めてくれないとできません。逆を言うと、家庭裁判所が認めてくれさえすれば、離婚調停に同席できます。
なので、離婚調停に同席したいのであれば、物は試しでその旨を伝えてください。
その家庭裁判所ですが、両親が同席したほうが、色々話が進みやすそうだったり、色々な権利が両親にまで及ぶような場合にはたいてい同席を認めてくれることもあります。ただし、せっかく認めてくれても、調停をかき乱すと判断されたら次からは認めてくれなかったりもします。
家庭裁判所としては、離婚調停がより円満に進むと判断すれば認めてくれるというわけです。といっても、普通の良識ある両親が希望すれば、けっこう認めてくれるようですが…
調停における第三者の同席
親以外の第三者は調停に同席することはできないのでしょうか?
これも、上記と同じで、裁判所が認めてくれさえすれば同席も可能です。ようするに、同席するに足りると思われるような立場や理由がある人であれば、同席は認められることはあります。
例えば、離婚調停であれば、兄弟や祖父母。生活を補助していたような場合は、親戚だって認められるかもしれません。この辺は身内ですが、他にも、その調停によって影響が及ぶような利害関係人も同席できる可能性はあります。ただ、この場合は、相当ちゃんとした理由が必要でしょう。
また、調停書面の作成を依頼した司法書士なんかも同席が認められる可能性があります。とくに、司法書士に書面作成を依頼し、ついでに付き添ってもらえば、場合によっては裁判所のほうから同席を求められることもあるようです。
といっても、弁護士ではないので、司法書士に調停の代理はできませんし、裁判所が認めてくれないと同席もできません。
さらに、配偶者が浮気をして、その不倫相手との間で子供ができてしまい、その不倫相手がふてぶてしく認知や養育費請求の調停を起こしてきた場合なんかは、もう一方の配偶者(妻)の同席は認められることが多いようです。
とにかく、結論から言うと、裁判所が同席を認めたほうがいいと判断したら、同席はできますので、誰であろうと物は試しで聞いてみましょう。ひょっとしたら友達だって認められるかもしれませんよ。
また、調停当日に同席したい人に付き添ってもらって、「同席したいと希望しているけど、できないでしょうか?」と直接頼んでみたら案外OKくれるかもしれませんよ。
ちなみに、裁判所までの付き添いであれば、反対することもできませんので、当然に可能です。
同席した場合の心得
もし、調停に同席できた場合でも、あくまで本人が主役ということを決して忘れないでください。同席者は本人の話を補助したり、付け加えたりするのが基本と思ってください。
なので、調停委員が聞いてもいない関係ないことを話しすぎない。本人の話をさえぎらない。要するにでしゃばり過ぎないということです。もし、でしゃばりすぎたら、次から排除される可能性もあります。
かりに、調停の席で、一切話を振られることもなくただ居るだけの状態かもしれませんが、それでも調停という慣れない場所において、味方がいると考えたら、本人にとってはそれだけでも緊張がほぐれたりして、おおいに心強いはずです。
よって、同席を認めてもらえたなら、次も同席できるように振舞ってください。
ここで同席者の心得ですが、同席者といえど最低限のモラルを守ってください。
考え方としては、調停委員も人です。やはり不快な言動や服装、最低限のモラルを守らない人の味方になる事はありません。同席者がそんな人間なら本人もそうじゃないかと疑われるかもしれません。
なので、調停において調停委員に悪く思われないようこころがけてください。
まずは、同席者の服装・身なりです。
心理学において、人は見た目で第一印象の9割を判断してしまいます。そして、その第一印象は、ある程度親しくならない限りは、いつまでもその相手の心にとどまってしまいます。
ということは、離婚調停において第一印象が悪いと、全体的な印象を悪く取られてしまうということです。
と、この理論からいうと、最初の見た目が悪いと調停全体が不利になってしまう可能性があるわけです。同席する人といえどその点を気をつけておいたほうがいいでしょう。
ということで、最初の見た目や服装は気をつけましょう。
調停においての服装は、とくに何の決まりもありません。よほど変な服装でない限りは、どんな服装で臨んでもかまわないということです。
とはいえ、上記の通りなので、下品でない清潔な服装で望みましょう。
男性だったら派手でない無難なスーツやポロシャツなんかがいいと思います。派手でなければジーパン・ジーンズも問題ありません。
女性の場合は、調停委員に「なにこの人」と思われなければOKです。
スカートでもズボンでもどちらでもいいわけです。
あと、派手な髪の色やジャラジャラしたイメージの金のネックレス等の派手な装飾品は避けたほうがいいです。
もちろん、清潔な普通の指輪やネックレスなら問題ないです。
ただし、男性のピアスや指輪(結婚指輪は除く)はたとえ同席者であっても好ましくありません。
なんせ、調停委員は年配の方が多いので「今の時代は当たり前だから問題ない」と考えずに、調停委員が見てどう思うかという視点で考えてください。
あと、女性の化粧ですが、厚化粧は避けたほうがいいでしょう。少し控えめな化粧が一番だと思います。
要は同席者といえど、調停委員に好印象をもたれる服装を心がけましょう。
ですので、男性がひげを伸ばすのはいいのですが、無精ひげと見られるようなものは禁物です。
髪型もあまり奇抜過ぎないようにしましょう。もちろん、寝ぐせは必ず直していってください。
それと、口臭にも気を配っておきましょう。口があまりに臭いとやはりいい印象は受けないでしょう。
次に同席者の話し方ですが、やはり調停委員に悪い印象をあたえない話し方をすることを心がけましょう。
具体的には、極端な早口はいい印象を受けません。可能なら、ゆっくりはっきり話しましょう。
最初は緊張している人が多いと思いますので、あせらず着実に話しましょう。
もちろん、声をあらげたり、調停委員にすごんだりするのは問題外です。
また、相手のことを「あいつ」とか言うような言葉遣いはダメです。可能なら名前で表現をするのがいいと思います。
以上簡単ですが、同席者の心構えを書いてみました。
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