同席調停とは?
同席調停とは、夫と妻が同時に調停室に入って、顔を合わせて調停をすることです。
離婚調停は、通常、交互に調停室に呼ばれて話をする交互面接調停の形で進められます。しかし、場合によっては、同時に調停室に入って離婚調停をする同席調停ということもありえます。
ただ、普通はありません。
では、どういった時に同席調停が認められるかということですが、当事者双方が同席調停で進めることを希望した場合や、調停委員等が同席調停で進めた方が話が進みやすいと判断した場合です。
後者は、ほぼないとおもいます。
かりに同席調停になった場合でも、同席で離婚調停をすることがよくないと判断された場合は交互面接調停になります。
たとえば、お互いに相手をののしりあったたり、恫喝したりするような場合です。
いずれにせよ「同席で離婚調停をしたい」という意思を伝えなければ同席調停になることはないと思ってください。
この同席調停の希望は、申立ての時でもいいですし、調停の時でも構いません。
こちらが同席調停を希望したとしても、相手に伝えたりおうかがいを立てることもなく、交互面接調停のまま進むこともあります。
また、場合によっては、相手が同席調停をすることを希望しているということを伝えられて「どうしますか?」と聞かれるようなこともあるでしょう。
そういった場合に「はい」と返事をすれば同席調停になることが多いです。
もちろん、「いやです!」と断ってもかまいません。
いずれにせよ、双方が同席調停を希望するか、調停委員等が同席調停で進めた方が話が進みやすいと判断されるようなことでもない限り、同席調停はないと思ってください。
という風に、同席調停はハードルが高いと言っても過言ではありません。
そもそも調停委員だって、本音を言うと、よりトラブルが起きやすい2人同時での離婚調停なんかあまりしたくありません。
と考えると、同席調停はよくないことばかりのようですが、冷静に話し合いができるような当事者であれば、同席調停の方が直接意思を伝えやすいので、有効な場合もあります。
そもそも、調停委員だって人の子です。一言一句正確に伝えられるはずもありません。
同じことを言っていても、表現や言い方ひとつで納得できないことだってありますよね。それと同じこともないとは言えません。
さらに、ひどい話だと、調停をまとめるために調停委員が少し話をゆがめることだって0ではありません。
同席調停ならそういった事はありません。
他にも、相手がものすごく反省している態度で調停に望んでいても、交互面接調停ならその態度がすべて伝わることはないですよね。
こういう場合は、相手にその態度がリアルに伝わった方が「反省しているようだから、ちょっとは譲歩してあげようか」という気持ちにもなりますよね。
なので、同席調停にもいい点があります。
ただ、同席調停は、調停委員の間でも、賛否両論分かれています。
あと、とにかく同席調停を希望する当事者のケースとして、DV夫やDV妻の被害者が逃げて完全シャットアウトしている場合です。
この場合、加害者のよく言うセリフとして「とにかく会って話がしたい」がありますが、この延長線上で離婚調停も同席調停を希望します。
こういった場合は、認められることはないでしょうし、そもそも相手がシャットアウトしている時点で「はい」と同席調停の同意はしないでしょう。
なので、シャットアウトされているようなケースでは、「同席調停したい」と主張しない方が調停委員の印象はいいかもしれません。
まあ、とにかく同席調停という方式がある事だけは知っておいた方がいいでしょう。そして、同席調停の方が本当に離婚調停がスムーズに進むかも、と思うようであれば、ダメもとで希望してみてはいかがでしょうか?
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